息子、ハマる
先週のある夜の出来事。 晩ご飯を食べ終わったお皿をキッチンへ下げると、後ろからちょこちょこと付いてきた息子のまもるさん(1歳9ヶ月)。洗い物をしながら横目でみていると、何やらタッパーを棚から取り出した様子。そして椅子を押してきて私の横に立った次の瞬間、タッパーに自分の食べ残しを移し始めたんです!さすがにこの行動にはびっくり!良く見てるなぁ、と驚愕&かわいらしさに爆笑でした。 本人は至って真剣なので、私もしばし見守ることに。お皿から全てをタッパーに移し、ふたを閉めたまもるさん。椅子から降りて向かった先は…電子レンジ‼︎ いったんタッパーを近くに置き、またまた自在に椅子を押していったかと思うと、タッパーを中に入れ始めました。適当にボタンを押し、こちらをチラ見。「これ?」とスタートボタンを指差します。スタートされては困るので、「こっちだよ」と取消しボタンを教えてあげました。ボタンを押すたびにスタートボタンが光るので何度も「これ?」と聞かれましたが、「違うよ。こっちだよ」と取消しボタンを教え続けました(笑)
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そこから電子レンジにハマった彼は開けたり閉めたり、入れたり出したり、ボタンを押したり、鍋つかみも取ってきてみたり…たっぷり50分間も黙々と繰り返していました。 6歳以下の子どもの脳の働き方の特徴として、全てをスポンジのように吸収するということが挙げられます。これをモンテッソーリ用語では「吸収する精神」といいますが、まだ2歳にならない息子も、繰り返される日常の中でしっかり親である私たちの行動を見て、吸収してるんだなぁと実感しました。 この吸収する精神は、言語においてももちろん働きます。環境に一つ以上の言語があれば、彼らはそれも吸収します。だからと言ってテレビやCDで英語を流していたらバイリンガルに育つかといえば、育ちません。そこが難しいところですよね。