一般の幼児教育とモンテッソーリ教育はどこが違うのか?
◇決められたカリキュラムを基本とする。
<Montessori> 人間の自然な発達を援助する事を基本とする。
◇区切られた時間の中で、カリキュラムに従って一斉に学ぶ。
<M> ひとり一人が自分のペースで自分の興味に従って学ぶ。
◇ 子どもは教師に教えられる。
<M> 教師が整えた環境の中で子どもの意志で学ぶ。
◇学びは教科をベースとし、与えられるものは限定的。
<M> 学びは教具や子ども自身の自由な探索活動による体験から理解する。
◇子どもは机に座り、黒板やワークシートを使って学ぶ。
<M> 子どもは身体を使った探求と認識が結びつくことで学ぶ。
◇教師が主導するクラス運営。
<M> 教師と子どもが協働するクラス運営。
◇教師が褒めたり、叱ったりすることで達成される動機付け。
<M> 子どもの個人の発達は自己達成感によってもたらされ、それが動機付けとなる。
◇活動は時間で区切られている
<M> 中断されず時間の制限がない。
◇年齢ごと(横割り)のクラス
<M> 異年齢混合(縦割り)のクラス
◇社会性の発達が重視されない活動や学び。
<M> 社会性の発達をもたらす活動や学び。
以上が、AMIUSA(国際モンテッソーリ協会アメリカ支部)まとめた主な違いですが、一般幼児教育やモンテッソーリ教育でもスクールにより方針が異なると思います。また、これらの理念を実践しているか、どうかは実際の子どもの様子や運営を見る必要があると思います。
バーディー(松本正明)
追伸、10月のイベントでは、これらの特徴が具体的に、どのような場面で見られ、その結果、子どもたちの成長に影響を与えるかを考えてみたいと思います。
<参考出典>
https://amiusa.org/wp-content/uploads/2012/03/ami-usa-montessori-vs.-mainstream2.pdf