子どもの力を引き出す?伸ばす?方法
- こう
- 2017年6月8日
- 読了時間: 4分
おはようございます。 ここのところ、10代の活躍がテレビを騒がせてくれています。 東京五輪を控えて、楽しみなガイドこうです。
無限の可能性を持つ子ども達。 本当は私達、大人だって、可能性は無限なのですが、そこは今日は置いておきましょう。。。 「うちの子にそんなのないない!」 「トンビが鷹は生まない生まないwww」 「テレビに出るほどになんて無理に決まってる!」 などなど。 結果を求める大人の思考では、 その過程で必要な努力や行動を分析して、自分の過去の経験に照らし。。。
。。。そんなの無理無理。 。。。できなかったもんな。 。。。ん?知らないしわからない。
と、先に思考だけで結果を出してしまいます。
あなたにできなかっただけで、過去の経験が少ないお子さんが、果たしてあなたの分析と同じ行動を取るかどうかもわからないし、それがあなたの経験や思考と同じように失敗に終わるのかどうかもわからないのに。。。
昨日だったか、将棋の藤井聡太四段の連勝記録更新のニュースが流れました。
「あ〜将棋?うちは将棋とか地味なのいいです。ゴルフはお金かかるし、サッカーとか野球とか、そうそう、医者とか弁護士とか、あ!アイドル夢だったのよね。。。」
などと勝手に思ってらっしゃる方もいるかもしれません。 しかし、お子さんの能力は、あなたの好き嫌いやイメージは関係ありません。
それに。 「何で」幸せを感じられるのか、楽しいのか、あるいは成功するのかなどは、今のお子さんが「仕事」を持つ頃には、A.I.の発達や価値観の変化で、今の大人には想像もつかないイメージチェンジが起きることでしょう。
今の大人の想像力など、遥かに超える変化が起きる可能性が大きいので、今の大人の経験や価値観など、「ショボ〜イ」ものなのです。
ニュースになってしまうかもしれない程、周囲の大人達が驚く程、大人のイメージの枠を超えて行く程の力を出し切れる人になるには、一体どうしてあげれば良いのでしょうか。
簡単です。
けれど、子を思う親には、
一番難しい。
ことかもしれません。
藤井四段が、16連勝した時の夕方のニュース。(読売テレビ「ten」)
「そう!それ!さすが!」 と、手元の携帯カメラを急いで起動しました。

写真の通り、藤井四段のお母様のコメント。
『子どものやりたいことを尊重する』 『「思う存分できる」環境を作る』 これが答えです。
子どもの力を、、、
引き出すには、豊かな原体験をさせること。
伸ばすには、環境を整えて、口も手も出さないこと。
藤井四段のご両親は、将棋は指せないそうです。
きっかけは、子ども向けに駒の動きのルールが解説された将棋セットをおばあちゃんにもらったこと。すぐに本物を与えることになり、おじいちゃんにも勝つようになり、対戦相手を求めて会館に行ったり、詰将棋に没頭したり。。。 だったそうです。
将棋はわかりやすかもしれません。
次の手、さらに相手の次、その次。。。と集中している時に、話しかけられたらどうでしょう。
集中しているのに、無駄に褒め言葉をかけられたり、逆に否定的な言葉をかけられたら。。。
集中が切れますよね。正直お邪魔です。
「思う存分できる環境」とは、
没頭できる材料や道具があり、口を出さずに見守る大人、相談できる大人がいる環境。
そんな環境は、ご自宅で、あなたにも作れます。
後で知ったのですが、藤井四段の通っていた幼稚園はモンテッソーリ教育実施園だったそうです。
さらに「やっぱり!」
お家でも幼稚園でも、やりたいことをやりたいだけやらせてもらっていたのでしょうね。
「やりたいことをやりたいだけできる環境」は、
「何でもありで、次々物を与えてもられ、我を通せる環境」 とはまったく違います!!!
その違い(自由と制限)についても、またお話する機会を作りますね。
今週末のイベントは、『子どもの「できた」が増える家事」 子ども達はまず自立をしたいものです。それを後押しするための材料は家庭生活に溢れています。 周囲の大人や兄、姉がやってることは、どんなおもちゃよりも憧れです。